権現岳までは何度か登山したことがあったが、その先の長いハシゴや旭岳は初めてだった。突然見えてきた垂直のハシゴを下りなければならないのは分かっていた。
今までの山のハシゴの中で、一番長い。
何段あるのか。腕もしびれてきたが、離すわけにはいかなかった。
怖さが花で癒される。花がひらいたトウヤクリンドウとヤマトリカブト
旭岳は、登って下らなければならない。下りは木で見えないが急坂だ。
標識は、冬期遭難の碑でもあった。夏だから歩けるけど、冬は厳しいコース。
富士山がずっと見守ってくれるコースでもある。手前は茅が岳。
キレット小屋の名前が見えてきた。まだまだ、赤岳は雲の中。
ツルネは絶景ポイント。
阿弥陀岳ー中岳ー赤岳 (ケルンの先が中岳) 私もケルンに石を1つ積み重ねた。
ケルンから赤岳を正面に見る天狗尾根のけわしさ。
赤岳キレットを明日は登る・・。
霧が流れると岩場がよく見えて、さらに迫力を増す赤岳。
さらに山を下ってやっとキレット小屋に着いた。
キレット小屋手前、20mのところの山の急な斜面が怖い。山の斜面にぐらぐらの杭のロープを横につたって行かなければならないからだ。細い木に結んでいるだけのロープもあった。ここは、キレット越えの事前関門、落ちれば谷までどこまで落ちるだろうか・・。
「これでビビるようでは、キレット越えは無理ですよ~」山の神からの声が聞こえてくるようだった。
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