温暖化が進んでいるのか、とにかく暖かい。この空の色で2月とは・・
青空と竪穴式住居が美しい遺跡公園。
古代人も現代人も、見える空は同じ。訪れる人も少なくて癒される~。
手前が弥生時代住居(BC500年位)、奥が縄文時代住居(BC5500年位)の複合遺跡。
外からでは違いが分からないが、内部の造りが違う。縄文時代住居は、直径10cm位の長い枝木を縦横に編むようにして壁面を作っている。弥生時代住居は「平板」の製作が可能となり、板をくっつけて壁にしている。
青空と紅梅と竪穴式住居、遺跡の周囲は現代人の家が並んでいるのも不思議な空間。
遺跡公園から見える丹沢の山々(大山~蛭が岳)古代人も間違いなくこの山々を見ていたでしょう。


近くに菜の花とスイセンが咲いていた。古代人も「春だね~♪」などと話していたのかな・・。
次に薬師池公園。原型の完成は1590年(天正18年)。元は稲作の灌漑用のため池として北条氏照が造らせたもので、水田に水を引くために使われ、周りは雑木林として薪を採るために活用されてきた。
2007年に「日本の歴史公園100選」に選定された町田市を代表する公園。
古民家あり東屋ありの日本庭園は、四季折々の花々を楽しめる。
蠟梅(ロウバイ)が甘い香りを漂わせていた。
移築された古民家の周りは、野鳥観察・撮影の人が多く来ていた。
お目当ての野鳥は「ルリビタキ」今の時期しか低地では見られないそうだ。
ちょっと遠くからでも、瑠璃色に光る羽の美しい鳥。
もし望遠カメラを持っていたら、こういう写真が撮れるはず////↓


福寿草が地面から「春ですね。こんにちわ~(^^♪ 」って黄色い顔を出した。
「ここは盆地になっているので梅の咲くのが遅い所なのよ」と、公園近くの人のお話。
最後にリス園に寄り、リス(シマリス、アカリス、ニホンリス)やウサギ、モルモット、カメやしゃべるオウム等々の小動物で癒される。子どもだけでなく大人も楽しめるところだった。特に良かったのは、リス放し飼い広場でヒマワリの種を思う存分あげられる場所。こちらのリスは、八ヶ岳の森の野生のリスとは違い、人を全然恐れないで腕や肩に乗ってきてエサを食べてくれる。すごく楽しかった。