アフターコロナは新緑の高尾山へ
コースは、高尾駅~京王線電車~高尾山口駅~ケーブルカー高尾山駅~みやま橋~高尾山頂~もみじ台~一丁平~城山~小仏峠~小仏バス停~バス~高尾駅
電車・ケーブルカー・バスを利用してのお手軽山歩きは、登山再開には無理なく安全なコースだった。
和風造りの高尾駅(出発)↓、 小仏バス停留所からのバス車内(下山後)
コロナ後の山歩きは以前と比べて何か変わっていたか・・と言うと、そうじゃなかった。山を歩く人も増え、山には前の活気が戻ってきていたと感じた。(ただ、ルールを守っての山マスクは暑すぎ・・。)
サル園のおさるさんも、山頂のお掃除小僧さんも暑いよ~・・。↓
けれど、高尾山は木々の中を歩けるので涼めるのがいいな。吊り橋もあった。
写真では分かりにくいが、森は羽化したモンシロチョウが乱舞していた。新緑の静けさと白い蝶のダンスは、現実離れした不思議な世界だった。都心から1時間でこの景色の高尾山は、やはり人気があるのも分かる。
訪れる人が多くお茶屋さんが沢山あり、涼むことができるのが有り難い。
城山茶屋ともみじ台のお茶屋さん↓
城山茶屋のかき氷で涼む🍧。
食べる前に強い風で背の高いかき氷が半分に倒れたが、そのまま食べていたら、店の人がもう一つサービスで持って来てくれた。思いがけず嬉しかったです。
以前、ダイヤモンド富士を見た山頂は、今日は霞んで景色はイマイチ・・。
こういう風に見えるらしい↓
都心方面も霞んでいるけど、遠くを見ると気持ちがスッキリする。
小仏峠近くで高尾山登山詳細図の作成・踏査者の方が販売しておられたので、お話を聞いて1つ購入させてもらった。
また、横の細長い石碑には明治天皇御休所記念碑とか彫られていた。
普段は、アプリの山と高原地図か、YMAPアプリ地図を見て、GPSで現在地確認をしているけれど、紙の大きな地図は、スマホ画面では見られない広さの範囲が一目で分かるのが良いところだ。山と山の方向や位置関係など紙地図は分かりやすい。電池がなくなることを心配しなくても良い。
歩いた縦走路は、正しくは東海自然歩道という。
『東海自然歩道(とうかいしぜんほどう)は、東京都八王子市高尾の「明治の森高尾国定公園」から大阪府箕面市箕面の「明治の森箕面国定公園」までの11都府県約90市町村にまたがる長さ1,697 kmの長距離自然歩道である 』
小仏峠の三叉路の目印は三匹のタヌキさん↓
右へは小仏バス停へ、真ん中は景信山へ、左は相模湖方面へ。
ニガナとスイカズラの花
桑の実・・・色濃く熟した実はブルーベリーを甘くした感じの味。
午後2時には高尾駅に戻っていた。
まだ帰りたくないので、高尾駅近くの武蔵野陵墓で大正天皇皇后陛下、昭和天皇皇后陛下陵墓を参拝させていただいた。参拝者は駐車もできて、4時まで開園している。
テレビでしかお目にかかったことはない尊いお方がただけれど、高尾山系の武蔵野の森の中で私たちの行く末を静かに見守ってくださることが有り難い。
コロナに打ち勝って前に進む姿をそれぞれが見せる。それががアフターコロナの生き方だと改めて思った今日の高尾山・・😊