今年はコロナのために閉まっている山小屋が多く、なかなか自由に高い山に行けなくてモヤモヤしていたのが、此処でたくさんの花を見て気持ちが回復できた。ロープウェイの乗降口に貼ってあったポスターの花は、8月初旬で大体咲いていた。が、チングルマなど早いものは花が終わり羽毛状になっていた。コマクサも見つけられなかった。
標高が上がると、山の稜線では一面のチングルマだった。
思い出になったのは木曽駒ケ岳の頂上そばの岩場で、始めてヒメウスユキソウを見たことだ。ヒメウスユキソウとイワツメクサ↓
中央アルプスの砂礫地だけに生える希少種です。空気中の水分を頼りに生きる姿がなんとも可憐です。
中央アルプスの特産で、コマウスユキソウとも言います。尾根付近の岩場や砂地に自生しますが、絶滅危惧(きぐ)植物に指定されている、今では稀少な花です。葉には薄く毛が生えます。この葉が変化したものが白い花弁で、綿毛を密生し、中心が花となります。(木曽駒ケ岳ロープウェイHPより)
ヒメウスユキソウとタカネツメクサ↓
花弁の小さなエーデルワイスって感じで可憐な花‥。
優雅なブルーのミヤマリンドウとロイヤルブルーのチシマギキョウ↓
ミヤマダイコンソウとヨツバシオガマ
花の大きいシナノキンバイ
クルマユリとウサギギク
日影の方が花の色はきれいに写ることを知る
今日の八ヶ岳は、24.6度。
この気温でも地元の人は、だんだん夏が暑くなったと言う。
それでもお盆になり、都会の灼熱から涼しさ求めてやってきた人たちでにぎわう八ヶ岳の今日この頃・・。