1か月前までは、自分が手術しなければならない体とは露ほども思っていなかった
今でも体調は結構良い。心労で食欲が減った分だけ身体もスッキリしたくらい
10日後に予定されている手術は全身麻酔で時間も4~6時間の手術だ
耐えられるだろうか?万が一の場合のことも考え、私のブログを読んでくださっている方々に挨拶も兼ねてこれを書くことにした
八ヶ岳の友人のご近所さんが美しい八ヶ岳の写真を送ってくれたので、その素敵な写真を見ながら前向きに・・と、思っている
↓飯盛山山頂からの富士山・・雪山登山、すごい!綺麗!
「悪性だったら手術しないと3か月で死ぬ」と大学病院の先生が冗談で言うわけもなく、短期間に病院3つも回ることになったことも、MRIの担当医が悪性腫瘍の疑いありと記入していたこともあり、先生は最悪を予想してこう言われたのだろう
普通だったら、何で私が・・とか、そんな3か月で死ぬわけがないとか思うのだろうが、私には思い当たることがあった
なぜなら両親ともに、普通の健康な体からたったの2週間で亡くなっていたから・・
両親とも60代という早くに旅立った。あっと言う間で3か月どころじゃなかった
それに、手術は母と同じ婦人科の全摘手術なので、遺伝的な要因もあるのだろう
母が手術を受けたのは今の私よりもずっと若かったので、腫瘍は良性だったかもしれない。だけど、私の方は時を経て熟成され、悪性に変異したのか、してないのか?
もう、どっちでも良い
母と同じ病気を持っていたことは悲しいことではなく、運命的なものを感じる
それに、病気のことを知らなかったから八ヶ岳ライフを始めることができた
八ヶ岳でたくさんの出会いがあった
ハードな山にもたくさん登山できた
山を眺めながらの絵を描く時間は何事にも代えがたく、楽しかった
街の暮らしでは、母のなりたかった職業に就き、定年まで病気知らずで元気に働けた
そして母より既に数年長く生きている
今はおまけの人生だ
手術が終わったらたくさんの方々に感謝の言葉を伝えなくてはならない