思うように生きる  coolpine19のブログ

夏は山遊び・山登り、きのこがりと八ヶ岳通い、冬は関東の街暮らし 季節の変化、いろいろな出来事も、つらつら書いています

2022年を振り返る&標準治療をしない選択

思えば今年も、今までの一生の中でかなり良い年になった。

去年と同じ木の紅葉を同じく今年も見ることができた。

体重が20代に戻った。それに1年前よりかなり元気だ。

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今年の初め、自覚症状はどこも痛くないのに「手術しないとあと3か月で死ぬ」・と大学病院で言われ、もう死ぬんだな~と地獄に落ちた気分になった。ショックで手術前で何も治療もしていないのに1週間で5kg体重が減り、心労で胃が痛くなった。自分では、もう胃に転移したのかな~とも思っていた。

しかし、「あと3か月」の言葉は、今思えば、ダイエットしなくても一気に体重が減り私の体を健康体に戻すラッキーWordだった。さすが大学の先生、患者のことを見抜いておられたのかもしれない。

手術後は、子宮内膜間質肉腫という100万人に数人しかかからない希少ガン宣告で、また気持ちが叩き落されるけど~・・。

けど半面、有効な治療法がないおかげで化学療法を病院から強いられることなく、今、まったりと元気に過ごせているから・・。

国立がん研究センターNCCのホームページやNCCセミナーの動画でいろいろと知識をもらって、子宮内膜間質肉腫という病気をだいぶ理解した。

日本の病院の標準治療(予防的な抗がん剤治療)が必ずしも誰にも正しい治療とは言えないということを知り、担当医師にそれを伝えられたから・・。

子宮内膜間質肉腫ESS・・『LG-ESSでは完全摘出後の術後補助療法は不要とされています。化学療法の有効性も不明で、進行例ではホルモン療法を行うことが多いです。...ESSも術後照射の有効性は確立していません』

希少ガンの国の唯一の研究機関の国立がん研究センター抗がん剤放射線もあまり有効じゃないって言っているのに、どうして大学病院は誰にも同じように標準治療をすすめるのかというと、「うちの病院では標準治療をすすめることになっている」と、それは病院のマニュアルだから誰が医者でも仕事ならマニュアルに従って・・そういうことだ。

誰のための標準治療なんだか。有効性が確立されてなくて副作用で苦しんだり最悪治療で命を削ることになるかもしれないのに。病院に言われるままの治療が本人にとって最良とは限らない。選ぶのは本人だから・・。

・・・NCCのホームページ👇

www.ncc.go.jp

きれいに全摘手術してくれたことは感謝しているし、儲けにならない経過観察のみなのに患者の気持ちを大事にしてくれているのはうれしい。先日の術後10ヶ月検診でも異常なしだった。「術後、何も治療しなくてもずっと元気でいる人はいます」と本音も言ってくれる医師。なんだそうだったの・・・。早く言ってほしかったよ(^^♪

コロナのワクチンも予防的抗がん剤もそうだけど、治療をやらなかったらどうなるのかという追跡調査がないので、人は不安でワクチンや抗がん剤をするのかもしれない。ホントはやってもやらなくても結果はたいして変わらないかもしれない。

しかし最悪のことも予想して、来年は桜の花が見れないかもしれないかもと覚悟して、お墓を買い、自分の葬儀の予約をして準備万端にした。残りの余生の時間がもったいないので、ストレスになるようなことをやめ、好きなことだけをする。仕事はしない。

太陽の下でよく歩き運動をする。体重を増やさないようにして、健康に気をつけ、外食は和食中心にする。食べ物にも少しは気をつけた1年だった。

心を癒してくれたのは、インコちゃんと日々の散歩の途中での小さな発見。

近所の胃腸科クリニックには、毎月通って先生から響く言葉をいただいて励みになっている。

当初からずっと胃のあたりが締め付けられるように痛かったのはストレスで胃液が多く出て、逆流性食道炎になっているからだった。胃カメラと細胞診断で肉腫の転移でないことが分かり、先生からメンタルケアを受けながら、胃酸を減らす薬、ある時はよく眠れる薬、自律神経を整える漢方薬、最近は帯状疱疹にもなり、それも自分の心からくる症状で心と胃腸と皮膚もつながっているのが分かった。

最初のとき、「転移するかどうかなど不安なのはわかるけど、腹をくくらなきゃ・・」と厳しくも温かい言葉で目が覚めた。いい年してジタバタするのはみっともない。

人間誰しもいつかは死ぬ。自分の最後は分からないとしても、1日1日、どう生きるか、良く生ききることが大事なのね。胃腸科の先生に感謝。

先日、年一回の市の成人病検査の結果が出て、1年前と比べ、すごく健康体になっていることに驚いた。血液も、肝臓も、腎臓も、コレステロール値も血糖値も血圧もすごくびっくりするくらい良かった。

例えば↓

・体重は20代のときの体重(50kg)に戻っている(昨年は59kg)身長は変わらず161㎝。・・・太ると子宮の病気になりやすいって本当なのね。中年太りは良くない証。

中性脂肪は、昨年120mg/dl⇒今年はなんと62mg/dlと半減していた。すごい。・・・中性脂肪は皮下脂肪や内臓脂肪となるもの。増えると動脈硬化症や脂肪肝になりやすい。

私の子宮内膜間質肉腫は、もしかしたら内臓脂肪だったのかも知れませんよ~??

2022年をまとめるとやはりけっこう良い年でした。

健康の秘訣は、抗がん剤でなく、私の場合は20代の体重に戻したことみたいなのです😊😊。

 

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