思うように生きる  coolpine19のブログ

夏は山遊び・山登り、きのこがりと八ヶ岳通い、冬は関東の街暮らし 季節の変化、いろいろな出来事も、つらつら書いています

九州の旅№2 知覧 薩摩半島 

・・・2日目・・・

この日は、SNSの仲間5人とレンタカーで鹿児島中央駅前から薩摩半島へ行く。

早田ひなさんがオリンピック後に行きたいと話していた知覧特攻平和会館に到着。

開聞岳が近く、下の絵のように開聞岳に向かって飛び立って行ったのでしょう。

知覧の桜並木や公園の桜は特攻隊員の鎮魂のために沢山植えられています。↓

地元の小学生や幅広い年代の県内外からの多くの来館者、外国人も多かったです。

内部は、撮影できる処が限られ、ほとんどが撮影禁止です。

特攻隊員の魂が天女から天に召されている絵画と、海から引き揚げられた特攻機。↓

撮影禁止の部屋には、特攻隊員の顔写真や遺書や出撃まで生活した様子が分かる道具や服などがガラスケース内に丁寧に展示されている。遺書など読むと、やはり涙なくしてはいられない。たぶん、全部読むと1日でも足りない。

今の幸せで豊かな日本があるのは彼らの犠牲の上にあると心から感じる。敗戦濃厚となっても郷里の家族や国を守るために出撃して行った隊員は最年少17歳~、すごく若年だったが今の私たちよりも遥かに精神的に成熟していたとその遺書を見て思う。

内部は撮影禁止でしたがネットでありました。皆、戦前の若者は達筆でした。↓

石垣 仁陸軍中尉の遺書 

(昭和20年3月22日 台北の沖で敵機と交戦し戦死、享年24歳)

覚悟で御座居ます 天皇に仕えまつれと我を生みし 我が垂乳根ぞ 尊かりける
二十有余ヶ年育み下されまして有難う御座居ました 喜んで任務に生き任務に死します

たぐいなき幸 吾選まれて 今南海の雲と散り征く

身はたとへ南海の果てに砕くとも み魂は永久に み国護らむ

身は死しても 魂は七生の念に燃ゆ 後に残る弟妹 又私の身代わりとなりて

皇国を護持せられん事を 

最後に皆様の御健康を御祈り致します             敬具

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

私たちが生きる今は、彼らが生きたかった未来、彼らの分まで日本の国を守り続け、世界に誇れる日本にしたいですね。😊

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

薩摩半島の旅の次は、鹿児島芋焼酎の明治蔵

さつま白波醸造所、薩摩酒造花渡川蒸溜所

鹿児島産のさつまいもコガネセンガンを蒸して造る様子が見学できます。(要予約)

次に、日本最南端の駅 西大山駅とハイビスカス🌺

その後、長崎鼻へ(浦島太郎伝説で竜宮岬とも言われる)

パワースポット 開聞岳924mがよく見える、岬の灯台薩摩半島の最南端

最後にレンタカーで鹿児島中央駅前まで帰る。

この日は盛りだくさんな旅になったけど、知覧特攻平和会館は、もっとゆっくり見学したかった。鹿児島の人は何回も訪れる場所らしいです。いいですね!