・・よく山スキーへ出かける知人からの山便り・・
最近ではBCスキー(バックカントリースキーBack Country =BC)と言われるスキー
・・・・圧雪車によって整備されたゲレンデではなくて、自然の山の中をすべるスキー、まだだれも 滑った跡がない ふかふかパウダースノーをすべるスキー。リフトやロープウェーがあるところまでは、それを使うが、そこから先は、雪山を歩いて登る。
スキーを担いで登ったり、または、スキー板のままヒールを上げて登ったりする雪山登山(ハイクアップ)
登るのが2時間でも、滑るのはあっという間ということも・・・。
写真は、燧ヶ岳・熊沢田代から山頂へ
BCスキーは、雪山登り+スキーということ・・・すごく危険なスキーであることは言うまでもない・・・
スキーで滑るのに絶好な斜面はイコール雪崩が起きやすい斜面であるということ・・・
最近、BCスキーの雪崩事故が多いので、参考に・・・
「雄大な大自然の中に飛び出す、バックカントリースキー。ゲレンデとは比較にならないほど、自由度が高く 広大で深淵、非常に奥が深いものです。己の持てるすべての技術、体力が顕在化し、自然の手ごわさに打ちのめされるところでもあります。また、自由度と表裏一体、命の危険と上一重である厳しい環境の中で行動している 事を忘れてはなりません。」
危険なスポーツだけどカッコよく滑って・・⇒
写真は、燧岳山スキー
新雪なのに沈み込まないで滑れる力があればできるかも・・・
雪崩の危険があるので、 基本は、一人ずつ滑る・・写真は、八甲田山
ほんとにリフトも何にもない山スキー~、でも、天然100%の山は、きれいですね。
BCチームの人たち
・・・赤の軍団!⇒
おまけの話
先日、刈込湖スノーシューに行ったときも、雪崩の危険性のあるところを通りました。
そのとき、「前と後ろで30m離れて歩くこと」になり、間(あいだ)を開けて歩きました。
これは、雪崩のリスクを最小限でおさめるためと、埋まった時にすぐ助けに行けるためです。
山スキーでも同じです。
ゲレンデでない、自然の雪山を歩くことは、全てBC(バックカントリー)であり、雪山の危険性も同じですね。