思うように生きる  coolpine19のブログ

夏は山遊び・山登り、きのこがりと八ヶ岳通い、冬は関東の街暮らし 季節の変化、いろいろな出来事も、つらつら書いています

オイルランプの灯り

イメージ 1
娯楽の自給自足
「・・・オイルランプで楽しむ夜の暗さ静けさは、この森暮らしのひそかな娯楽だ。
それは、電気のなかった時代へのロマンチックなタイム・トラベリングと言える。
人類60億人の半数は、電気に頼らない生活をしている。
オイルランプは現役の素敵な照明器具なのである。・・・」 
田渕義雄 森暮らしの家 P148より

以前ヤフオクのアンティークでゲットしたオイルランプに火を灯した。

最近ではキャンプのキャンドルランプも、LEDの電池式なので、本物のオイルランプを点けるのは、初めてだった。

点け方
オイル・・・普通の灯油(ストーブ用の)
①まず、下についているオイルビンに灯油を入れる。
②ガラスの火屋(ホヤ)を外す。
③芯をぎりぎりまで下げる。(芯が空気面に多く出ているほど燃焼に酸素が多く必要になる→不完全燃焼→結果、煤の発生となるので)
④着火マンで芯に火を灯す
⑤ガラスの火屋(ホヤ)をつける
⑥上部にチェーンをつけて吊るす。(写真がオイルランプの灯り。部屋の電気を消してみました。)
・・・煤は全く出ません・・・・
消し方
①ガラスの火屋を外す。
②軽く吹き消す。(火屋の上に蓋をして消すこともできるが、完全に消えるまで、不完全燃焼で煤がガラスにつくので、吹き消した方が良い。)

おまけの話・・・・電気に頼らないもの
2011年の東日本大震災のとき、直後の停電や、計画停電があり、このときほど電気に頼らないものの価値を感じたことはなかった。我が家では、あって良かったものは、昔ながらの灯油のストーブだった。その上でお湯も沸いたし、鍋も置けた。灯りは、ろうそく。家じゅうのアロマキャンドルが大活躍した。そして、電池式のラジオ。それから、カーナビのテレビ。コンビニへ行くと、ろうそくは売り切れ、商品は底をつき、ガソリンスタンドには長い列ができ、在庫がなくて閉店のスタンドも多かった。
震災の記憶はだんだんと薄れてきているが、非常の準備は、いつもしておきたいです・・・・。