だが、私は知らなかった。
「天女山」というハンドルネームでいながら、こんな大事なことを知らなかったことが恥ずかしい。
それで、天女山へ探しに行ってきた。大体の予想の場所に行ってみると、もう、すでに四人の先客が、一眼レフの大きなカメラで撮影中だった。
おかげで、探し回ることもなく見つけられた。
皆さん、希少な花を傷つけないよう斜面にふんばりながら撮影していた。また、花を石で囲った場所もあったが、急斜面では崩落の恐れもあり、植生保護の必要性を感じた。
翁草は、深みのあるえんじ色でとても美しかった。
オキナグサ(翁草)
葉や花茎など全体的に白い長い毛におおわれる。花茎の高さは、花期の頃10cmくらい、花後の種子が付いた白い綿毛がつく頃は30-40cmになる。花期は4-5月で、暗赤紫色の花を花茎の先端に1個つける。開花の頃はうつむいて咲くが、後に上向きに変化する。花弁にみえるのは萼片で6枚あり、長さ2-2.5cmになり、外側は白い毛でおおわれる。白く長い綿毛がある果実の集まった姿を老人の頭にたとえ、翁草(オキナグサ)という。ネコグサという異称もある。山野草としての栽培を目的とした採取により、各地で激減している。また、全草にプロトアネモニン・ラナンクリンなどを含む有毒植物。植物体から分泌される汁液に触れれば皮膚炎を引き起こすこともあり、誤食して中毒すれば腹痛・嘔吐・血便のほか痙攣・心停止に至る可能性もある。
天女山の5月・・・新緑のカラマツ
修正↓
フデリンドウ(筆竜胆)」 4,5月に咲くリンドウ科の花。花の特徴は「茎先に青紫色の花 を数輪つける。