思うように生きる  coolpine19のブログ

夏は山遊び・山登り、きのこがりと八ヶ岳通い、冬は関東の街暮らし 季節の変化、いろいろな出来事も、つらつら書いています

西天狗岳~東天狗岳周回

西天狗岳から東天狗岳へは、先に雪が多い急斜面を慎重に下りる。12本爪アイゼンがブレーキとなってくれた。
写真は、前を歩いていた仲間が撮った一枚
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そして、東天狗岳へ、登り返す。
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大きめの岩がゴロゴロしている急斜面なので、つま先アイゼンに重力をかけ、つま先で登って行くと登りやすかった。

 今年は、まだ雪が少なめなので登れたが、雪が多くなったら、雪崩や滑落の危険があると思った。

今回の登山で一番厳しかったのが、この西天狗~東天狗の間。

そのあと、東天狗岳に登頂、左の方に見えるスキー場は、富士見パノラマ。イメージ 3
頂上では、ラッキーなことに絶景が見られた。東天狗岳に登って360度の視界が開けたことは初めてだった。
夏山以上に美しかったので、かじかんだ指で映像を撮った。風の様子で、寒さが伝わりますか・・・。
もう一つ、

イメージ 411:28 東天狗岳頂上で、サンドイッチの昼食、岩陰でシートを敷き座る。

反対側の北側(北八ヶ岳に向かって)、極寒ランチを楽しんでいる人がいたので寒いが同じく食事となった。

足元の先に見えるのが硫黄岳の爆裂火口。

周りの登山者は、ほとんどが12本爪アイゼンを履き、ピッケルを持っていた。

帽子からはみ出た髪の毛は、1本1本が樹氷になる寒さ。

12:45 天狗の奥庭方面との分岐を中山峠方面に進み、登った山を振り返る。左が東天狗岳、右が西天狗岳
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中山峠を経由すると黒百合ヒュッテは近い。こちらは、雪があるが森林地帯で歩きやすかった。
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13:05~13:55 黒百合ヒュッテで50分間のんびりして体力回復イメージ 8
イメージ 7 黒百合ヒュッテで、ガラス窓のサンルームの中。
おいしいコーヒーで、冷えた体が暖まった。
 また、ここでは、アイゼンからチェーンスパイクに履き替えた。ほかの登山者の皆さんのやる様子を見て、同じことをするのが山では正しい方法のように思う。
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14:35 渋の湯との分岐

15:40 唐沢鉱泉に到着


その後、唐沢鉱泉日帰り温泉に行く。
やや熱めのお湯でとても気持ちが良かった。
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良い天気の中、無事に雪山登山ができたことに感謝した。