花の宝庫と言われる北岳には、これまでに知った高山の花が、ほとんどすべてと言っていいほど咲いていた。
このほかにも、たくさんあるかもしれないが、今回の山行きで見つけられた花から・・・。
ミヤマハナシノブ(深山花忍)
環境省のレッドリストの危急種(絶滅危惧II類・VU)に指定されていて、園芸用の採集および登山客による踏みつけが減少の主要因であると推定されている。また環境省により、中部山岳国立公園と南アルプス国立公園で自然公園指定植物となっている。
北岳では大樺沢の雪渓の横にたくさん咲いていた。⇒
雪渓の写真にある花は、同じように多く咲いていたタカネグンナイフウロ(紫)とイワオウギ(白)↓
タカネコウリンカ ↓
タカネコウリンカ ↓
タカネコウリンカの花は茎先に上向きに咲き、花が咲く前は紫黒色で4~5コ付く 花びらは短い。
開花前は紫黒色。草丈は20~40cmほどで葉は長い楕円形で、長い柄がある。 本州の中部地方に分布し、 亜高山や高山の草地に生える。閉じているのは、開花前のコウリンカ。
・・・タカネマンテマは、保護柵の下で優しげに生きていました。大切にしたいです。
・・・しかし、残念だけど7月16日には、花がもうなかった・・・
温暖化のためか、開花が以前より早くなっていた。
写真は、保護柵の中のキタダケソウの葉っぱのみ。咲いているところはこんな感じです・・・参考までに↓
トラバース道のお花畑にはこの葉っぱがたくさんあったのできっと、咲いていたと思う。場所が分かるので、いつかまた晴天のときに、そして、もっと早い時期に訪れたい。
・・・しかし、ここまで来るのが遠いんだから!(*'▽')