思うように生きる  coolpine19のブログ

夏は山遊び・山登り、きのこがりと八ヶ岳通い、冬は関東の街暮らし 季節の変化、いろいろな出来事も、つらつら書いています

北岳の花レッドリスト(絶滅危惧種)

花の宝庫と言われる北岳には、これまでに知った高山の花が、ほとんどすべてと言っていいほど咲いていた。
だから、まずは北岳に特徴的な花、絶滅危惧種に指定されている保護すべき花に注目したいと思う。
このほかにも、たくさんあるかもしれないが、今回の山行きで見つけられた花から・・・。
キンロバイ金露梅 バラ科 キジムシロ属Potentilla fruticosa 絶滅危惧ll類(VU)
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ミヤマキンポウゲシナノキンバイミヤマキンバイとは葉の形が違うので区別できる。トラバース道にはお花畑のように群生して咲いていた。
イメージ 9ヤマハナシノブ(深山花忍) 
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環境省レッドリスト危急種(絶滅危惧II類・VU)に指定されていて、園芸用の採集および登山客による踏みつけが減少の主要因であると推定されている。また環境省により、中部山岳国立公園南アルプス国立公園で自然公園指定植物となっている。
北岳では大樺沢の雪渓の横にたくさん咲いていた。⇒
雪渓の写真にある花は、同じように多く咲いていたタカネグンナイフウロ(紫)とイワオウギ(白)↓
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タカネコウリンカ ↓
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高嶺紅輪花 キク科 オカオグルマ属 Senecio takedanus 準絶滅危惧(NT) 学名のSenecio-Takedanus-Kitamは高山植物の研究で著名な武田博士を記念した もの。イメージ 5
タカネコウリンカの花は茎先に上向きに咲き、花が咲く前は紫黒色で4~5コ付く 花びらは短い。
開花前は紫黒色。草丈は20~40cmほどで葉は長い楕円形で、長い柄がある。 本州の中部地方に分布し、 亜高山や高山の草地に生える。閉じているのは、開花前のコウリンカ。


↓タカネマンテマ (Silene uralensis (Rupr.) Bocquet)は、寒冷地または高山地帯に生息するナデシコ科マンテマ属(シレネ属)多年草。 イメージ 6環境省レッドリストで「絶滅危惧ⅠA類」という最高ランクに区分されている高山植物。現在では北岳のある場所でだけ見ることが出来る、非常に逢うことが難しい高山植物の一つ。
キタダケソウ程の知名度が無いため、盗掘などにあってもさほど騒がれることが無かった事が、ここまで数を減らした原因であるとも言われる。
イカの様な部分は『萼筒』(がくとう)と呼ばれ、この萼筒の先に、小さな1mm程の淡紅紫色の花が咲き1週間程で消える。
・・・タカネマンテマは、保護柵の下で優しげに生きていました。大切にしたいです
 
 
そして、有名なキタダケソウ北岳草)
Callianthemum hondoense)はキンポウゲ科キタダケソウ属多年草高山植物絶滅危惧II類(VU)環境省レッドリスト
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南アルプス北岳固有種で、高山帯の草地に生育する。花茎の高さは10-20cmで、先端に直径約2cmの白い花をつける。花期は雪解けの6月中旬から7月上旬と他の高山植物よりも早く、登山最盛期の8月には姿を消してしまう。1931年昭和6年)7月17日千葉高等園芸研究科生の清水基夫が北岳山頂直下で新種のこの植物を採取し、後にキタダケソウと名付けられた。 
・・・しかし、残念だけど7月16日には、花がもうなかった・・・
温暖化のためか、開花が以前より早くなっていた。
 写真は、保護柵の中のキタダケソウの葉っぱのみ。咲いているところはこんな感じです・・・参考までに↓イメージ 8

  トラバース道のお花畑にはこの葉っぱがたくさんあったのできっと、咲いていたと思う。場所が分かるので、いつかまた晴天のときに、そして、もっと早い時期に訪れたい。
・・・しかし、ここまで来るのが遠いんだから!(*'▽')