八ヶ岳通い&住む coolpine19のブログ

山遊び、山登り、きのこがり、八ヶ岳に通い、山や季節の変化、山以外の出来事も、つらつら書いています。

:厳選:北岳の花

「花の山」北岳には、様々な花が咲いていたので、どの花を載せたらいいのか数日前から、それが悩みの種だった。しかし、そんなことで迷っても意味がないので、とりあえず「厳選」にして、良かったな~と思う花と写真をアップすることにした。
急斜面にあるトラバース道の広いお花畑、富士山側で日当たりも良いところ、たくさん咲いているのは、
シコタンソウ(色丹草)、北海道の色丹島が発見の地イメージ 1
赤いのはヨツバシオガマ、上の白い花の群落はイワオウギ
イメージ 2
シコタンソウをもっと近くで見ると・・花びらに赤と黄色の点々の模様がかわいい。
岩がごろごろして、乾燥した場所に気高く美しく咲く高山の花。
同じような場所で、多かったのが、
イワベンケイ(岩弁慶)
厳しい場所で、凛々しい立ち姿が似ているのかな。イメージ 3
一つの場所にまとまって咲くのが北岳の花、イワベンケイの峰もあった。
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珍しいハクサンイチゲの花びらが黄緑の花、ミドリハクサンイチゲと呼ばれる。これもまた北岳以外ではあまり見られない花。
もちろん、白いハクサンイチゲの方が断然多く群生していて、この山に似合う花のひとつ。↓
イメージ 5 まるで、どこかの庭の寄せ植えのように岩のすき間に密生して咲いていたお花たち。
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右上の白い花は、ミヤマミミナグサ(深山耳菜草)葉の形がネズミの耳に似ていることにちなむ。
中央は、イブキジャコウソウ(伊吹麝香草)
その左の、小さな白い花は、ヒメウメバチソウ(姫梅鉢草)、花は小さい星型。
左上の細長い紫のつぼみは、これから咲く花。
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その花は、タカネナデシコ(高嶺撫子)
咲いているタカネナデシコは、色が鮮やかで花が大きかった(花の大きさは4~5cm)

もう一つ、寄せ植え風なお花。北岳にあって、ほかの山ではあまり見られない花は、この季節たくさん見られたが、その中の一つにミヤマムラサキがある。
私は、北岳に来るまでミヤマムラサキを図鑑でしか見たことがなかった。
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左がミヤマムラサキ(深山紫)、忘れな草かと思って、通りかかった他の登山者の方に「忘れな草じゃないですか?」と答えてしまった。ムラサキという名前がついているが、色は、すご~く薄い紫なので水色に見える。
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 別の処でのミヤマムラサキ、花の大きさは約8mmと小さく、どこから見ても、「深山の忘れな草」に見えてしまう。・・・家の植木鉢で忘れな草を育てているからかな・・。
右の雪をかぶったような白っぽい花は、ミネウスユキソウ(嶺薄雪草)イメージ 9ミネウスユキソウ(嶺薄雪草)
ヨーロッパでは、「アルプスの星」と呼ばれるエーデルワイスの仲間。以前、スイスでトレッキング中に、エーデルワイスを探したのだけれど、ぜんぜん見つからなかった。ヨーロッパでもエーデルワイスは希少な花と言われている。日本の方が、種類も多く見つけやすい。↑写真は、「お花に囲まれて幸せそうな岩」を、思わず一枚撮影。
上の方の黄色い花は、北岳キンポウゲ(北岳金鳳花)、こちらも北岳特産のキンポウゲ。左上の白く見えるのは、雪渓の雪。
北岳へのトラバース道お花畑の斜面は、写真の周辺にある。↓向こうの赤い屋根が北岳山荘。テント場も見える。イメージ 10急斜面にあるので、人が入らず、荒らされないことがお花畑にとっては良いことだったように思えた。

北岳間ノ岳登山では、2日目に天候がくずれたので、写真のほとんどは1日目のものだった。
2日目は、霧でカメラのレンズがすぐに曇った。それだけでなく、リュックの中の紙が湿っぽくなるほどの湿気と雨で、カメラを外に出すことさえ出来難かった。間ノ岳への稜線にも花は咲いていたし、北岳~肩ノ小屋の間は、天気が良ければ、絶景&お花の場所だろうなと想像できた。
しかし、この日の残念な景色はこんな感じ・・・。
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北岳頂上も、ガスの中
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頂上からのパノラマを見たかった・・・「もう一度来てね」と、北岳が言ったような気がした。
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「たくさんのお花をありがとう」
何とか無事、登山を終えられたことを感謝した。