小笠原諸島は今まで一度も陸とつながったことがない。
今も小笠原諸島の西ノ島新島は活発に噴火を繰り返しているが、同じく父島も噴火によってできた海洋島。
東京からは、小笠原丸で24時間、979km。飛行機が飛ばない島なので、日本で一番到着まで時間のかかる島だ。船酔いに気が進まない人でも大丈夫。小笠原丸は大型客船なので酔うことは少ないんじゃないかな・・。


とても美しい無人島。浜は海とつながっているが、扇池。
ここでも、ちょっとだけ海に入った。水はちょっと冷たかったが、熱帯魚が多いらしい。
動植物は独特な進化をして、小笠原諸島の固有種も多い。
人が持ち込んだ外来種の動植物は逞しくはびこり、小笠原の固有種は保護が必要なほど絶滅したり数を減らしたりしている。
そういう意味では何処も同じ。
小笠原では、カラスもスズメも、カブトムシもいない。
しかし、入植した人が持ち込んだヤギやガマガエルはいる。
半化石でも天然記念物で、持ち出し禁止。

南島の尾根からハートロック♡の眺望をこの日に見て、翌日のトレッキングではハートロック(赤い絶壁の💛)の上まで行ったのに、霧で景色が無かったこともあり、これを見ていて良かった。
美しい島・・。南島
尾根の上に立つと、向かい合うように、ハートロックが見える。↑




南島には、船でしか行けない。
けっこう厳しいルールがある。
・腕章をした東京都自然ガイドと一緒でないと上陸できない

・一人のガイドの担当は15人まで(↑がマーク)
・1日の最大入島者100人まで
・定めた経路以外は歩けない
・島にいる時間は2時間まで
・過去にノヤギによる植物の食害があり、その回復のため入島禁止期間を作り、植物を保護している。
だから、冬に小笠原に来た人は、南島に上陸できない。
しかし、父島でザトウクジラなどのクジラウォッチングには良いのでしょうね・・。↓

南島に行ったのは、ピンクドルフィンでだった。船酔いなし。

兄島海域公園では、熱帯魚シュノーケリングをした。

船の真下はこんな感じ・・。船の影が映る。

青い海と魚たち

可愛い魚、名前は分からない・・。

船で深い海の沖まで出たけれど、クジラの季節ではなかったのか、運がなかったのかクジラの姿はなかった。
360度、島が遠くになるような大海原まで行ったが・・・クジラもイルカもおらず、ガイドの方ががっかりした様子でこのまま帰港することに・・・と、がっ~くりしていたら・・、「イルカがいる!」と船に連絡があったようで、そちらに急行。もう自分は、イルカと一緒に泳ぐ気力がなかったので、船の上からイルカ撮影に全力!🐬
イルカ撮影は難しい。見えた、と思った時にシャッターを押しても、もう遅い。じゃあ、動画ならって言うけど、海のどこに顔を出すか分からないのですよ・・。🐬まぁ~イルカの姿が撮れたので良しとしようっと!(^^)!。🐬🐬
小笠原のことはまだまだ・・・、続きもよろしくお願いします。