思うように生きる  coolpine19のブログ

夏は山遊び・山登り、きのこがりと八ヶ岳通い、冬は関東の街暮らし 季節の変化、いろいろな出来事も、つらつら書いています

小笠原諸島 その2 ハートロックトレッキング

ハートロックトレッキングと戦跡巡り
イメージ 1前日の南島から良く見える赤い岸壁の上に立つ。後ろがちょっと霧の衝立山(298m)
ハートロックはあいにくの霧、真っ白の世界が海↓           晴れていたら・・の景色もどうぞ・・。
イメージ 2イメージ 3
南の海の先には、硫黄島やグアム・サイパン・・・。
山頂ではないので基準点があった。こちらも東京都。
   イメージ 4
トレッキングコース 一般に公開されている山歩きコースは赤い線、ガイド同行で青い線
    イメージ 5
【小笠原では遊歩道として整備されている道以外は殆ど、林野庁の定める「森林生態系保護地域」になっています。これらの森や山に入るには許可を受けたガイドの同行が必要となります】
と言うことで、ガイドさんとともにコースの青いラインをトレッキング。
もっと拡大すると・・・。こちら
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日程
活動時間  6時間7分
活動距離  6.7km
高低差   291m
累積登り433m 下り440m
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9:20     川沿いの駐車場からスタート
       途中、ガイドさんの話で休憩時間あり
11:34~11:42  衝立山到着
       急坂あり
12:04~12:51   千尋岩(ハートロック)
       霧が晴れるのを待ったり、お弁当タイム
12:51   帰りは寄り道して戦跡巡り(地図の通り)

15:27   ゴール
山歩きというと、本州では熊が出て来ないように・・・、とか、サルに出会うことが多いのだけれど、ここでは、怖い動物がいない。虫も少ない。花も少ない。蝶も飛んでいない。
出会ったのは、ヤギと緑のトカゲと小さなカタツムリだけだった。すべて、それは、入植者が持ち込んだ外来種。ヘビもいないらしい。そういう意味ではとても安全トレッキング。
しかしこのトレッキングコースは、ただのハートロックへの道ではなかった。
イメージ 7戦時中、日本軍が軍用車両を通した山の中の道だった。
なぜ、こんな山中に軍用路を作ったのか・・、地図を見て分かった。
立山298mのある場所は南の端。サイパン硫黄島に向かって一番近い山だ。アメリカ軍と砲撃で戦うには此処しかない。山の中に、大変だっただろうに・・・。
戦争の遺物の多かったのは、上の地図で遠回りしたところ。
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車も頑丈で、トヨタ車のマークが残っていた。写真を撮るガイドさん。
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イメージ 10大砲らしい戦争の遺物や分厚いコンクリートの建物。
その厚さに驚く。
此処は司令部だったのかも・・。


↓のガジュマルの森は、そのような戦争の建物を隠すためにたくさん植えられたもの。

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ウミガメの海洋センターに展示されていた戦争の遺物
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戦争の跡がたくさん残る小笠原諸島
トレッキングだけでないことをたくさん見ることができました(*^^)v

小笠原のことは、続きます・。