涸沢テント場で、朝の5時18分穂高の山々がモルゲンロートに染まる。
テントから、顔だけ出して外を見る人。カメラでご来光を待つ人。
穂高連峰に囲まれて一晩を過ごしたことが実感できるテント場。
どこかよその国にいるかのような気持ちに浸る。
360度山の中にいることの幸せを感じ、明け方のゆったりした時間を過ごす。
奥穂高岳の登山で、コースの中では、一番の難所と思われるところが、奥穂高山荘からすぐの岩場への取りつき。かなり絶壁で、ハシゴもある。映像で、人がいるあたり。奥穂高の山頂は、山荘から50分くらい岩場を歩く。その先には、ジャンダルムから西穂高岳へとバリエーションルートが続く。その斜面下の方は、新穂高の白出沢、笠ヶ岳がちらりと見えた。右の方は、涸沢岳への登りと続く。