思うように生きる  coolpine19のブログ

夏は山遊び・山登り、きのこがりと八ヶ岳通い、冬は関東の街暮らし 季節の変化、いろいろな出来事も、つらつら書いています

2024パリオリンピックの終わりに思う

2024パリオリンピックは素晴らしいメダルの数だけでなく、競技や審判、施設設定などなど色々と考えさせられる印象深い大会だった。2021年に延期された東京オリンピックはボランティアとして少しは携われたが、無観客で静かな大会だったことに比べ、今回は楽しそうな観客の声援もあり、やはり東京もお客さん入れてほしかったな~と賑やかなパリを羨ましく思った。

見ているだけで涙したのは、クライミングのボルダーの最初からホールドに届かない設定で、0点スタートという試練にあった森秋彩さん。

!真のチャンピオンは森秋彩さんno.1 ↓

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観客席には体操の内村航平さんが競技を観戦していた、コメントを求められて、一言だけだったが話したことは、「クライミングは体操と似ていると思う」だった。

この言葉の意味を私はこう解釈した。

体操の吊り輪では、選手が吊り輪につかまるようコーチが選手を支え、吊り輪につかまったところからスタートする。他の跳馬平均台も踏み板があって、踏み板からジャンプして競技に入れるようになっているので、身長の差はあまり関係ない。

ライミングは、落下したときの為、下にはやわらかいマットがあるだけだ。ジャンプして高いホールドに飛びつかねばならないのだから、マットの上に踏み板がなければ、背の低い選手には不利だ。やわらかいマットからはジャンプしても不可能な高さにして踏み板もない、背が低いことで0点スタートになる、いじめのようなことはあってはならないのではないかと思う。

森選手のコメント・・

「なるべくしてなった成績だと思うので、素直に受け入れようと思います」

 

日本のスポーツクライミング協会も日本オリンピック協会も今回のことをスルーしてはならないと私は思いました。

そして、森選手の大々ファンになりました。試合も見に行きたいと思います。

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