思うように生きる  coolpine19のブログ

夏は山遊び・山登り、きのこがりと八ヶ岳通い、冬は関東の街暮らし 季節の変化、いろいろな出来事も、つらつら書いています

八ヶ岳縦走(南麓から)その1真教寺尾根~赤岳頂上山荘

イメージ 1もう、いつ雪が降ってきてもおかしくない季節になった。
無雪期の登山は、これが今年最後となるだろう。と、なると、やはり八ヶ岳に登りたくなる。↑は左から、牛首山、扇山、天狗尾根、真教寺尾根、県界尾根と赤岳山頂。
イメージ 2 その前の週、権現岳から赤岳の真教寺尾根を見て、その険しさにややビビりながらも登山は、スキー場からスタートした。・・・am10時をとっくに過ぎていた。
ここの標高で、もう1900m。
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しばらくは、なだらかな森林地帯を登る。
牛首山(2280m)では、視界は開けない。
左側に、権現岳が、霧や木々の間から見えた。
その先は、扇山(2316m)へと続く。
天狗尾根の尖がりが雄々しい。後ろは、権現岳
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天狗尾根は、出合い小屋から続くバリエーションルートで、一般登山者は、まず行かないルート。




 一方、真教寺尾根は、一般ルートだが、上級コースと言われ、岩場の続く難度の高いコース。森林地帯を2~3時間ほど歩くと、目の前に赤岳が突然見えてくる。
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ここから真教寺尾根の本当の醍醐味か・・・・・。
イメージ 6垂直に近い岩場が続く。クサリがあるけど必要のないところは使わない。
クサリは長く、上だけしか固定されていないところが多いので振られやすい。

後ろはふり返らず、前だけ見て登る。
急な岩場は、テンポ良く、アスレチックのように登った方がよい。
何も考えずにトントンと登る。
いろいろ考え、足がすくまないうちに登る・・・。

岩場を登り切った後に、登ってきたルートを見下ろすとこんな感じ。落石があったらほんとに怖い岩場。
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真教寺尾根の最後はキレットと合流する。イメージ 8
この、キレットが強風で険しく岩の間には氷雪だまり。←写真の中央の右に白い点のように見えるのが、キレット小屋。
雲の後ろが権現岳、その後ろが編笠山
足もとは、冷たい氷雪。↓イメージ 9                


キレットと合流し、次に県界尾根との分岐。
横岳・硫黄岳・天狗岳が見えた。
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pm3:00赤岳頂上山荘(2899m)到着、お天気も良くなった。
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赤岳頂上山荘では、山小屋閉めのイベントで支配人(松本さん)によるハーモニカとバイオニストの渡辺さんによる山小屋コンサートが情緒豊かに行われた。もちろん、振る舞い酒(諏訪の地酒)も・・・。
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