思うように生きる  coolpine19のブログ

夏は山遊び・山登り、きのこがりと八ヶ岳通い、冬は関東の街暮らし 季節の変化、いろいろな出来事も、つらつら書いています

父母の命日&八掛良

毎年、この時期になると気分が落ち込む。

25年もたつのに時間薬は少ししか効き目がない。

母は木枯らし一番の吹いた下り坂を自転車に乗り、風に煽られ?転倒したらしい。TVの「35歳の少女」のような感じで・・。入院で2週間、目を覚ますことなく旅立った。事故の前夜、たまたま電話で話したのが最後になった。

父は、その2年後、インフルエンザからの心筋症であっけなく旅立った。父は、亡くなるニ週間ほど前、親戚の祝い事出席のため、九州から上京していた。帰りの寝台車に乗る前に、横浜駅地下街で私と食事をした。それが生きている父との最後だった。

シュウメイギク秋明菊)↓ 菊の季節は悲しい。

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父母ともまだ「老人」にはなっていなかった。「寝たきりにならなくて子ども思いの親だったね」と慰めてくれる人もいるけれど、根無し草になった寂しさは毎年続く。

それでも最近は、介護施設でちょっとお仕事させていただき、25年ぶりの父母に再会できたような気持ちになれることが、私にとってはうれしいこと・・。

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この7月に非業の死をとげた俳優の友人高橋優さんが10月、10周年のアルバム「PERSONALITY」をリリースした。全15曲のなかで、半分以上は三浦さんへのレクイエムのように私は感じた。最後のpersonalityの曲は、命を救えなかった懺悔の曲のようだった。勇気をもってアルバムを出してくれた高橋優さんを応援したい。

三浦さんの死を話すことは、なぜだか自殺以外はタブーとなっている。だから私は、戦死したと思うことにした。彼は、一人で恐ろしいもの、進撃の巨人のような悪と戦って戦死したと思うことにした。最初の「hakkeyoi」八掛良は、高橋さんのことか、三浦さんのことか業界の闇をするどく表現している曲のように思えた。


Hakkeyoi

彼は美しく、不幸な家庭環境に屈せず、正義をつらぬき、まっすぐに生きた。才能もあり、努力家で誰にも優しかった。将来に向けての夢もたくさんあった・・。

尾崎豊さんの死から30年、また一人、天才を失った。

高橋優さんも、現代の尾崎豊の歌のようだ。ギター一つ、ピアノ一つで聴かせられるシンガーソングライター。心からの叫びのような歌も、バラードもとってもいい。女性ならあいみょん、男性は高橋優って感じ・・。

今日は、尾崎豊に会いに行こう。youtubeで。

シェリー」に泣きたい。

スクランブルロックンロール」で尾崎豊の声を聴きたい。

♪自由になりたくないかい、思うように生きたくはないかい、どうすりゃ自由になるかい、自由っていったいなんだい、君は思うように生きているかい・・・♬

春馬さんを自由にしてあげたかった・・。