思うように生きる  coolpine19のブログ

夏は山遊び・山登り、きのこがりと八ヶ岳通い、冬は関東の街暮らし 季節の変化、いろいろな出来事も、つらつら書いています

標高2800mの天岩戸

イメージ 1このブログアップをしたときは、御嶽山噴火の前でした。
もう、この美しい御嶽山では無くなっているのでしょうね…
噴火で人を寄せ付けない御嶽山は、やはり神の宿る山なのでしょうか…

……☆ここから本文
 先々週が御嶽山、先週が西穂高岳と一週間の間隔で高い山に行ってきた
なぜかと言うと、山がどんどん寒くなるから・・・・昼は真夏、朝夕はもう十分冬だった~
さて、西穂高の感激は、まだ何が何だか十分飲み込めていない
 
が、その前の御嶽山は、二日目、頂上の五峰を歩いて山歩きを楽しんだ
その一つがこちら
御嶽山の天の岩戸を見つけた
上の写真の石標には、月読尊、天照大御神、そして、イザナミイザナギと書かれているようだ
古事記日本書紀の日本神話の世界
岩戸の中を覗くと、お洞があった
雲は目線より下にある。山の下は岐阜県高山市下呂市
場所は御嶽山の飛騨頂上から継子岳への尾根歩きの途中
この大岩の向こうは急斜面で、ここに神が降臨してきたんだなぁ・・・と昔の人が考えたとしても納得できる
それに、継子岳~継子二峰の間の石原は「高天が原」というのだから・・・高天原古事記神話に登場する神様たちが住むとされる天上界のこと
イメージ 2
 
 
ちなみに、ここの高天が原は、コマクサの大群生地である・・・・(夏に来たい)
 
 
今は、このようにトウヤクリンドウが秋を感じさせてくれ、特に継子二峰の頂上にたくさん咲いていた
 
 
 
 
また、天の岩戸の近くには、
針の山」と呼ばれるところがある
(針の山って地獄ですね)
イメージ 3それが、この写真、
誰が何のためにこのように岩を立てたのか・・・・?
たくさんの尖がった岩・・・
もちろん、私も一つ針の山を作ってきました
 
 
また、御嶽山の上には「賽の河原」がある
賽の河原のお話は・・・
『日が昇ると、二つ三つと十にも満たずに死んだ幼な子が、冥土の賽の河原で、父恋いし母恋いしと泣きながら、重い石を一つずつ運んでは積み上げて、親兄弟のため回向の塔を造ります。すると、夕方になると、黒い金棒を持った、地獄の鬼がやって来ては、「お前ら何をする。娑婆にいる親の嘆きがかえってお前らを苦しめる種になる。われを恨むなよ」といいながら、せっかく積上げた塔を金棒で突き崩してしまいます。こんな時、お地蔵さんが現れて「娑婆と冥土は遠く離れている。私を冥土の父母だと思って頼りになさい」といって、子どもたちを裳裾の中に入れたり、抱き抱えて撫でさすったりして、憐れんでくださいます』
ここが、賽の河原、河原に点々とあるのが、その石積み・・・・・お話を感じながら見ると・・・・
イメージ 4
最後に、神々しい三の池のエメラルドグリーン・・・継子二峰から
イメージ 5
御嶽山の上は、いろいろな顔を見せてくれました
西穂高と違って、難易度は★1ですが、体力的には、2日目9時間歩き(途中休憩あり)なので、★3
景観は☆5をつけたいです
 
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