思うように生きる  coolpine19のブログ

夏は山遊び・山登り、きのこがりと八ヶ岳通い、冬は関東の街暮らし 季節の変化、いろいろな出来事も、つらつら書いています

その2 青年小屋~西岳~富士見高原の登山口

イメージ 112:30~ 青年小屋前で6爪アイゼンに履き替え西岳に向けて出発。
マップでは、源治新道という登山道があるが、実際のトレースは、その道を迂回するようになっていた。雪崩を避けるためにそのトレースが冬道としてできているのだと思った。⇒

西岳には、約1時間くらいで着くのだが、頂上かなと思ったら尾根だった。そこから、赤岳が樹林の間から雄々しく見えた。
赤岳の右に鋭い尖がりを見せる天狗尾根がここから良く見えた。↓
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西岳からの絶景は、編笠山からの景色に負けない美しさがある。
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↑西岳からの八ヶ岳 左から権現岳~中央が三ツ頭、右が編笠山
ビデオもご覧ください。
西岳2398mは、八ヶ岳の中で、あまり知られていないかもしれないが、素敵な山だった。
樹林の側の先には南アルプスが見える。
西岳頂上は、雪。
14:10~下山開始
この樹林帯の下山のときに、雪の下が凍っていて、氷の滑り台の上を歩くような登山道なので、非常に怖かった。アイゼンを履いていなければ危険。写真を撮る余裕はなく、写真はなし。。
イメージ 4標高1800mくらいのところで、熊の爪痕と、樹皮を食べたらしく痛々しく大きくはがされたあとが目に入る。
それも、まだ新しい傷跡。
周囲の木々の色と全く違っていて、そこだけが黄土色だったのでその異様さが目立ちました。

冬眠から目覚めた熊さんは、食べ物を探しているのでしょうが、まだ、新芽も若葉もない八ヶ岳
木の皮くらいしか食べられそうなものがなかったのでしょう・・。

16:30~下山して、富士見高原の登山口に到着すると・・・。
やっぱりありました。熊に注意の看板が・・・。
八ヶ岳に登るときは、熊鈴などを必ず持っていきます。