思うように生きる  coolpine19のブログ

夏は山遊び・山登り、きのこがりと八ヶ岳通い、冬は関東の街暮らし 季節の変化、いろいろな出来事も、つらつら書いています

アオウミガメと小笠原の島その3

二見港と『おがさわら丸』、大村地区、大村海岸(前浜)

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この町の宿で泊まり、居酒屋で三晩、シェア旅の方々と交流した。
昼は海に入ったり、亜熱帯樹林を歩いたりした。
夜は、ナイトツアーや食事兼飲み会だった。
そして、その後が一番大事なアオウミガメの産卵に立ち会える時間だった。
6月の初めは、アオウミガメの産卵が始まるシーズンで、小笠原は日本一そのチャンスが多いと聞いていたので、それが一番のめあてで24時間の船旅をやって来た。
2晩で3匹のアオウミガメに出会い、海に帰るまで見送った。
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ウミガメ年間カレンダーを見ると、6~8月が産卵で、7月~10月くらいが海に向かって旅立つとき。
前浜には毎晩、海洋センターのウミガメ保護係員が来て、ウミガメの様子を観測、保護活動をしている。
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サンゴダストの浜がアオウミガメのお好みの場所。
昼は浜から50mくらいの海で、産卵場所の浜を下見するアオウミガメが浮いて見えることも・・。
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↑こちらが、アオウミガメが海に帰った跡,,,🐢,,
手でパタパタ砂をかいて歩くのでパタパタの跡もある。(翌朝撮影)
夜、産卵から海に帰るまで4時間くらいかかる。産卵の後は、パッパッと勢いよく砂をかぶせ、終わると光の方(海)に向かって帰っていく。それは、とても感動的な時間だった。その晩は、夜中の1時までになった。
カメのために、このシーズンは外灯を消す。浜は真っ暗で、懐中電灯を点けると怒られる。
もちろん写真のフラッシュなど有り得ない。
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 こちらのカメさんは、間違って昼に上陸したカメではない。
たぶん、夜、カメの写真が撮れないので、撮影用に作ってくれている石のカメさん。
実物大。良くできているな~。こういう感じで浜にやって来るのだな~。
翌日は、さらにウミガメのことを知るために小笠原海洋センターまで、自転車で行った。
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1時間くらい座学による話やスライドがある。
水槽で飼っているウミガメの話も聞き、ウミガメのお腹を掃除(苔取り)した。
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こちらは、ウミガメの説明の様子と、ここにもあった戦争の遺物。
さらにカメと一緒に記念撮影、カメにエサやり体験もした。カメの赤ちゃんもいた。
アカウミガメや白いウミガメ。タイマイもいた。
エサは、タブレットと、キャベツと、
シーフードミックス(赤ちゃん用)
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ウミガメの卵は、サンゴの浜の一角にそれぞれたくさん埋められていて、日付みたいなものが付けられていた。
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ウミガメの赤ちゃんと写真を撮ったところは、海に杭が立てられていた。何か意味があるのだろうか・・・?
 
こちらのウミガメの赤ちゃんが海に帰る日は、海洋センターから町に連絡があるということだ。
だから、大村海岸の浜で、いつかいつかと待つよりは、こちらに連絡すれば確実に赤ちゃんが海へ・・・の時に会えるらしい。
産卵から45~60日後だけど・・。
海洋センターの皆さんのウミガメへの愛は、とても熱い。ボランテイアの方もいた。
小笠原に住む人々は、海や植物、動物、ウミガメ、小笠原愛・・・と、厚~い・熱~いこころざしを持ってやって来ていることが分かった。
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海洋センター前は、エダサンゴいっぱい(白く見える海の所)↑こちらも熱帯魚いっぱい。
こちらのエダサンゴのすぐ向こうでウミガメがプカプカ浮かんでいた。夜の産卵場所の下見をしているのかな。
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右には乗ってきた船が見える。ここで一人シュノーケリング
エダサンゴ↓ イメージ 12
ここで出会ったのは、浜辺ランチにやって来た女性一人だけ。
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サンゴ砂で濁る海で食事中の魚たち、こっちを見ている魚さんも・・。イメージ 14戦争の遺構は、魚のかくれ家みたい。
熱帯魚一人占め・・。
食パンでも持って行ったらすごいことになるかも・・・。
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まだ終わりじゃない🏝小笠原🏝
もうちょっとだけ続きます(*^^)v