思うように生きる  coolpine19のブログ

夏は山遊び・山登り、きのこがりと八ヶ岳通い、冬は関東の街暮らし 季節の変化、いろいろな出来事も、つらつら書いています

奥穂高岳&北穂高岳(涸沢テント泊) その2

1日目 中央高速松本ICから新島々~沢渡(温泉、その後車中泊
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2日目
 沢渡(さわんど)を早朝5:15のバスで上高地へ(上高地には一般車両乗り入れ禁止)
7:00~上高地から歩き始める。明神館~徳澤園~横尾、そして横尾大橋を渡ると、いよいよ登山らしくなる。イメージ 2そこから横尾谷を登っていく。屏風の頭をぐるりと巻いて行く。これが、長く、ザックの重みが肩にのしかかる。休憩含め、8時間~9時間かけて涸沢カールまで行く。到着後、テント設営。
3日目
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涸沢~奥穂高岳ピストン 
歩行時間約9時間(食事・休憩含む)
ザイテングラードを登る。
30年以上も前、初めての穂高登山がここだったので、ザイテングラードを行ったことがあったはずなのだけれど、こんなにきつかったかな?と思うくらい長く、岩場も多かった。
他の山と違い、子どもハイカーを見かけなかったことも、それだけ大変なコースなのかもしれない。
途中には、お花畑が広がる。
     ハクサンフウロとオンタデイメージ 5  
 穂高岳山荘から山頂までは、いくつかの峰を越えて行くので50分かかる。
着いたときは、雲の中。天気が変わるのが早い。奥穂高岳の山頂祠(3190m)イメージ 6奥穂高岳から、ジャンダルムへとつながっている。
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山頂近く(標高3000m以上)になると、早くもトウヤクリンドウが咲いていた。秋の花だ。
イメージ 8イメージ 9ガレ場とイワツメクサの下のほうには、穂高岳山荘の屋根が真下。
穂高岳山荘~奥穂高岳山頂の間は、岩場なので常にある程度の緊張感がある。
イメージ 10一番怖かったのが、下山のときの穂高岳山荘がすぐの絶壁に近い岩場。落ちたら山荘の屋根までジャンプしそうな場所。前を行く人の緊張感が伝わる。ハシゴは垂直でも、手でつかまれるので大丈夫だが、何もつかまるものがないところが怖い。イメージ 11そういうところでは、岩の隙間や岩の出っ張りを探す。間違えて×の所に進んでしまうと危険。今回も、このハシゴあたりで違う岩場に行ってしまい、ヒヤっとした。岩がぬれていなかったので何とか滑らず降りられた。・・・お天気に感謝しなければ・・・。
下山のザイテングラードでは、高齢と思える登山者が多かった。その晩は、穂高岳山荘に泊まる人達だ。
皆さん、とても元気だ。「小屋はどこ?」などと軽く聞かれた時に、「テントです。」と答えるのは、少し爽快だった。


次回は、北穂高岳です。
お楽しみに・・。