国指定天然記念物の山高神代桜は、人・人・人のなか・・・。
木の幹からは、2000年のパワーが出ているように感じられます。↓こちらは、境内のほうから。
実相寺の外側から見ると更にパワーをが感じられます。↓
極盛期は、幕末から江戸初期と考えられていて、昭和23年には、「3年以内に枯死する」と宣告されるほどになりました。原因は、根の多くがネコブセンチョウ病にかかってボロボロになっていたことによります。そこで、土を微生物を含んだ培養土と既存の土とを入れ替えるという大掛かりな樹勢回復工事を4年にわたって行い、今に至っています。
「根を養うことが木を養うこと」、神代桜は、将来にわたって保護することとなり、美しい花を末永く咲かせてくれる貴重な桜の木となりました。