朝、4時に神奈川を出発した。
秋の気配の遠見尾根↓
テント泊の協力者は息子。
雨は、夜には風も加わり、音と、雨に、テントは飛ばされないかな。
雨でテントに染みたらどうなるのかな・・。など心配したけど、大混雑の山小屋よりは眠れただろうし、シュラフにダウンも着込んで寝たら、暑くて、ついにはTシャツ1枚で寝ていた。
しかし、・・・朝も、雨、霧、景色無し。
五竜岳にアタック・・どころじゃなく、遠見尾根を引き返すのも楽じゃない。雨でも行けそうなのが、唐松岳から八方尾根周回だった。五竜山荘の方は、前日、「ヘリが荷揚げをしますので、7時までにはテント撤収をお願いします!」
写真は、その荷物と霧の向こうにアタック断念の五竜岳と手前がテント場。ヘリもこの天気じゃ、来られなかったのかも・・。
それで、歩いたコースが、この通り。。 雨と霧の五竜~唐松の稜線は、普段なら絶景のはずが、今日は真っ白、途中「ここより岩場」の表示がいくつかあった。「ちょっと面白い岩場があるよ」と、行きかう人は言う岩好きの人がたまらなそうなところもある。
晴れていれば、何でもないかもしれないが、雨でぬれた岩場は油断できない。それに、唐松岳からの下山で登山道がコース変更されていて、岩場を乗り越えていくコースになっていたのも前と違っていた。↓ 霧が晴れると、白馬不帰キレットが少しずつ見えた。↓ ほっとしたのは、八方池に着いたあたり・・。
こんな日の、登山のご褒美は・・・ライチョウ。 全部で10羽くらいになったかも。それも、2~3mの近くで。五竜のライチョウさんは、人を全然恐れなくで、かわいい。見られたのは五竜~唐松の稜線ハイマツ帯。
写真は、唐松岳山荘へ下りるところにも、悠然としたライチョウさん登場。
八方尾根ゴンドラアダムを降りたら、即タクシーに乗り、五竜テレキャビンへ。
そのあとが、良かった。いい温泉見つけた。明科ラジウム温泉(長峰荘)ここは、町の人が行く温泉。どういいかってのは行けば分かるはず。。そのあとは、町の人が行く、イタリアンレストランに寄って帰った。
息子よ、今年のテント泊に協力、ありがとう。。