梅雨のピークの大雨が北杜市にもまんべんなく降り注いだ。標高1250m以上にある家は大丈夫か?雨がやんでも濃霧で視界が10mも無い中、車を走らせて2週間ぶり。途中の曲がり角が霧で見えず慣れた道を間違えながら夜到着。家の中は大丈夫だったが外はどうなのか?ガマガエルの鳴き声が気になった。昨年も夜、何か柔らかい肉塊を踏みつけてしまい、電灯で照らすと大人の拳大のガマガエル(ヒキガエル)だった。夜行性なのに人に踏まれるまでのんびりしているんだから・・。
もしかして床下にガマガエル?
昨年も大雨の後に床下から八ヶ岳の伏流水が噴出し、せせらぎのように床下を流れた。でも床下のその小川の場所は、砂と小石で埋めたのだ。
なのに、また伏流水?
朝になり、明るくなって床下を見ると・・、やはり30㎝幅の水が流れていた。
水は、家の床下でもう一度地下に潜り、ヤマオダマキの咲く道路地下を進み、その先の道路の凹みの部分で再度地上に噴出してそのまま道路を滑るように流れていた。昨年と同じだ。
今年の水対策は昨年と違い、砂や小石の20㎏袋を破らず、そのまま土嚢のように湧き水が出ている部分に置いた。5袋(100kg)で伏流水は完全に止まった。
これは噴水に栓をして水を止めるという仕組みだ。袋のままで正解。しかし、行き場を失った水は、周りに小さな水たまりを作っていた。昨年撒いた砂の上に水たまりが出来ていた。作業中に自分の体重で砂に穴を掘ってしまったのかも・・。
そこで、この砂の上の水が引いた後、次の作業を行った。
今度は、砂ではなくブロックを置き、小石で周りを均した。
また別の所から噴出しても、このやり方でDIYをしよう。
キバナノヤマオダマキはたくさん咲いている。
ヤマホタルブクロなども自生する。
7月でも気温は21℃~22℃。
山梨県は人口減対策で都会の人に二拠点生活を推進しているらしい。
海が好きか山が好きかという好みもある。また、八ヶ岳南麓と言っても、標高によって気候が大きく違う。伏流水は下の方では無いが、暑さは都会と同じだ。
二拠点生活は都会の生活と全く違う自然環境で良かったと思っている。
なぜなら床下に小川が流れるなど街ではあり得ない体験ができるから。そのDIYも近所を気にしなくてできるから。スーパーに作業着と長靴で行っても違和感がない八ヶ岳の暮らしは生活を二倍楽しめていると思っている・・😊